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LIFE PICTURES

【作品紹介】津島 ー福島は語る・第二章ー 3月2日(土)公開

公式HPより

3.11 東日本大震災から13年

浪江町津島は福島県の東部、阿武隈山系の山々に囲まれた人口約1400人の平穏な山村でした。福島第一原発から北西に30キロも離れているにもかかわらず、2011年3月11日の事故直後に大量の放射性物質が降り注ぎ、地域の大部分が「帰還困難区域」に指定されたまま、現在も多くの住民が帰れずにいます

故郷を離れ10年以上を経た今も、人々の心の中には津島での日々がありました。貧しかった開拓時代の記憶、地域コミュニティと共にあった暮らし、綿々と受け継がれてきた伝統文化、今は亡き家族との思い出…。

「100年は帰れない」と言われた故郷・津島の歴史と、そこで生きてきた人々の記憶と感情を映像化したのは、『福島は語る』(2018年)の土井敏邦監督。裁判記録「ふるさとを返せ 津島原発訴訟 原告意見陳述集」に記された住民たちの言葉に衝撃を受けた土井監督は、「この声を映像で記録したい」と原告32名の元を訪ね歩き、10ヶ月にわたるインタビューを敢行。その中には、避難先で起こった子どもたちへの差別といじめについての証言もありました。

総勢18名による、全9章、3時間を超える圧巻の語りの数々。

その聞き手となるのは、災禍の時代を共に生きる私たち一人ひとりです。

【公式HPより】

予告編

「災禍の時代」最近よく耳にするし、まさにそうだなと暗澹とした気持ちにさせられる言葉です。社会は分断され、他者を受け入れる包摂性は失われ、もうこの流れには逆らうことができないのかと思うことがあります。そんな時代のムードの中でも、人間が人間らしくある姿をしっかりと見届けたい。予告編を見てそんな気持ちになったので、ご紹介します。2024年3月2日(土)よりK’s cinemaほか全国順次公開です。

監督・撮影・編集・製作:土井敏邦
整音:藤口諒太/音楽:李政美(歌・作曲)、武藤類子(作詞)
宣伝デザイン:野田雅也・尾尻弘一/ウェブ広報:ハディ・ハーニ/配給協力・宣伝:リガード

ドキュメンタリー/2023/日本/187分/DCP

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