『乙女たちの沖縄戦…』などを手がけた太田隆文監督による社会派ドキュメンタリー。基地問題をはじめ、大手のマスコミ各社が報道しようとしない沖縄が抱えている問題を取材。さらに沖縄県知事だった大田昌秀の挑戦。元内閣総理大臣・鳩山由紀夫が「最低でも県外」と発言した真意を激白。れいわ新選組・山本太郎の驚きの国会質問も紹介する。
原発問題を描いた『朝日のあたる家』の太田隆文監督が『ドキュメンタリー沖縄戦』『乙女たちの沖縄戦』に続いて、沖縄と日本の現実に切り込んだ問題作。
2022年の沖縄返還50周年から2年。沖縄のドキュメンタリーといえば「シン・ちむどんどん」が話題になっていますが、こちらも注目したい作品です。「マスコミが報道できない沖縄」とありますが、今や日本国内のことなのに海外メディア(ジャニーズのことを報じたBBCのように)の方が鋭く深く事象に切り込んでいるという現実があります。主義主張はそれぞれが感じ、考えれば良いと思いますが、まず何が起きているのか?を知るのに、ぜひ。